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マイナス金利下におけるオプション評価について

マイナス金利下におけるオプション評価について
(市場でプラス効果が出なかったことも影響)
最後に、今回のマイナス金利導入では、「市場においてプラス効果が顕在化しなかった」ことが評判の悪さを際立たせた。従来の量的・質的金融緩和やその拡大も副作用のリスクは当然存在したのだが、政策決定を受けて市場で急激な円安・株高が進み、効果がはっきりと出たため、批判ばかり集中することは避けられた。
一方、マイナス金利政策決定後は、従来とは異なり急激な円高が進行し、株価も上昇しなかった(表紙図表参照)。世界的に先行き不安が高まっており、ドルの総合的な強さを表すドルインデックスが急落したように、米利上げ観測の後退からドル安圧力が急激に強まっていた時期であったため、そもそも円安・株高を促すのはハードルが高かった。ただし、効果が出なかったがために、副作用に視線が集中してしまった面がある。

マイナス金利政策は、なぜこれほど評判が悪いのか?~金融市場の動き(4月号) | ニッセイ基礎研究所

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(市場金利のマイナス化で副作用への懸念が台頭)
まず、最初の理由としては、今回マイナス金利政策の特徴として、「副作用への警戒感がいつになく強い」ことが挙げられる。そして、その発端は市場金利の動きにあると考えられる。そもそも金融緩和は金利を押し下げることを政策の波及経路としており、これまで、黒田日銀でも量的・質的金融緩和の導入や拡大を受けて、金利は低下してきた。ただし、今回のマイナス金利政策導入はこれまでの緩和策よりも金利を急激に押し下げ、代表的な金利指標である10年国債利回りまでもがマイナス圏に沈んだ。

黒田緩和後の10年国債利回り(2ヵ月間の変化幅)/10年国債利回りの推移

この結果、「銀行収益への悪影響」が市場などで強く意識された。市場金利のマイナス化によって貸出金利が大きく下がり、利鞘が大きく圧迫されるためだ。また、銀行の保有する日銀当座預金に対するマイナス金利の適用によって、直接的に銀行収益を損なう点もこの見方に拍車をかけた。銀行は経済の血流たるマネーを市中に送り出すポンプの役割を担っていると言えるが、銀行収益が圧迫されることで、銀行の仲介機能がかえって損なわれるという懸念も高まった。
また、銀行以外の金融機関や年金への悪影響も強く意識された。運用資産の主力である国債の利回りがマイナス化したことで、運用難の度合いが強まるためだ。実際に金融機関では商品の販売停止が相次いでおり、マイナス金利の負の側面が目に見える形で即座に現れることになった。
さらに、家計を中心に、銀行収益が悪化することで、将来、銀行預金がマイナス金利になるのではないか?あるいは、口座維持手数料などが導入されて実質的なマイナス金利状態になるのではないか?という懸念が強まった。

(政策の分かりにくさが効果を削ぎ、不安を高めた)
また、2つ目の理由としては、今回のマイナス金利政策は、「わかりにくい」という点が挙げられる。量的緩和は、「日銀がマネーを大量に発行し、株などを買う」ものと説明でき、景気への効果が幅広く理解されやすいうえ、歴史もそれなりに長い。一方、マイナス金利政策は、「日銀当座預金を三層構造にし、その一部にマイナス金利を適用する」という説明になるが、仕組みが難しい。また、同政策の前例は欧州の一部に限られ、歴史も浅いため、その影響などの不透明感も強い。従って、より丁寧な説明が必要になるのは明らかであったのだが、当初の説明は十分だったとは言い難い。日銀はその後、「5分で読めるマイナス金利」という想定問答集などで改めて説明を試みているが、マイナス金利決定からかなりの時間を要している。
さらに、導入の経緯も分かりにくさを助長した。黒田総裁は直前までマイナス金利政策の導入に否定的な見解を繰り返していただけに、唐突に「効果があるので採用」と言われても、整合性に欠ける。
現在の日銀は、「人々の期待への働きかけ」を政策経路の一つとして重視しているが、マイナス金利政策は、その分かりにくさから前向きな期待に働きかけることができず、かえって不安に繋がった。

黒田緩和後のドルインデックス(2ヵ月間の騰落率)

(市場でプラス効果が出なかったことも影響)
最後に、今回のマイナス金利導入では、「市場においてプラス効果が顕在化しなかった」ことが評判の悪さを際立たせた。従来の量的・質的金融緩和やその拡大も副作用のリスクは当然存在したのだが、政策決定を受けて市場で急激な円安・株高が進み、効果がはっきりと出たため、批判ばかり集中することは避けられた。
一方、マイナス金利政策決定後は、従来とは異なり急激な円高が進行し、株価も上昇しなかった(表紙図表参照)。世界的に先行き不安が高まっており、ドルの総合的な強さを表すドルインデックスが急落したように、米利上げ観測の後退からドル安圧力が急激に強まっていた時期であったため、そもそも円安・株高を促すのはハードルが高かった。ただし、効果が出なかったがために、副作用に視線が集中してしまった面がある。

(今後はコミュニケーションが重要に)
このような経緯で評判が悪くなってしまったと考えられるマイナス金利政策だが、日銀にとって重要な追加緩和オプションであることには変わりないだろう。なぜなら、これまでの量的・質的金融緩和の主軸であった大規模国債買入れは、遠くない将来の限界が市場で意識されているため、これ以上買入れペースを拡大することは、かえって持続可能性への疑問を高めると考えられるためだ。
しかし、市場や世論の評判が悪いままでマイナス金利を拡大していくことはなかなか難しい。市場や人々の期待にかえってマイナスに働きかけてしまうリスクがあるためだ。

2.日銀金融政策(3月): 景気認識など色々と下方修正

(日銀)維持
日銀は、3月14~15日に開催した金融政策決定会合において、金融政策の維持を決定した。マネタリーベースが年80兆円に増加するペースでの資産買入れと、一部日銀当座預金への▲0.1%のマイナス金利適用を継続する。前者に対しては反対者が1名(木内委員)、後者に対しては反対者が2名(木内委員・佐藤委員)出た。なお、細かい点では、日銀当座預金のうちゼロ%金利を適用するマクロ加算残高の設定方法、MRF受託残高のマイナス金利適用除外なども決定した。
声明文では、景気の総括判断を、「基調としては緩やかな回復を続けている」(従来は「緩やかな回復を続けている」)へ下方修正。個別項目では、輸出、住宅投資と予想物価上昇率の判断を下方修正した。
黒田総裁は、会見でマイナス金利政策について、「金利面では政策効果は既に現れている」、「今後、その効果が実体経済や物価面にも波及していくものと考えている」との認識を示し、そのもとで「(同政策への)評価もポジティブなものとして定まっていくのではないか」と発言。その一方で、金融機関への過度の影響を否定するなど、マイナス金利政策の効果の強調、過度の副作用の否定に力点を置いた。既述のとおり、同政策に対する市場や世論の評判は芳しくないため、今後の継続・拡大のためにも、評価の改善を図ったものと考えられる。
なお、今後の金融政策については、「必要な場合に、量・質・金利の3つの適切な組み合わせで追加緩和を行う」と表明し、緩和期待を繋ぐことも忘れなかった。

国内株式のリスクと費用について

国内株式の委託手数料は「超割コース」「いちにち定額コース」の2コースから選択することができます。
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)

〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
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50万円超 385円(税込)

超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 0円
20万円まで110円(税込)
50万円まで 261円(税込)
100万円まで 468円(税込)
150万円まで559円(税込)
3,000万円まで 886円(税込) マイナス金利下におけるオプション評価について
3,000万円超936円(税込)

〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。

〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込) マイナス金利下におけるオプション評価について
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
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  • カスタマーサービスセンターのオペレーターの取次ぎによる電話注文は、上記いずれのコースかに関わらず、1回のお取引ごとにオペレーター取次ぎによる手数料(最大で4,マイナス金利下におけるオプション評価について 950円(税込))を頂戴いたします。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
  • 信用取引には、上記の売買手数料の他にも各種費用がかかります。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
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