トレーダーが解説

損益通算とは

損益通算とは
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株で損が出たら確定申告を!期限後でもしておこう

期限後申告・更正の請求で対応できるパターンundefinedできないパターン

一方、不動産所得や事業所得があるような「確定申告書を毎年提出する必要のある人」が、上場株式等の譲渡損失や繰越控除できる損失があるにも関わらずその申告をしていない場合(申告内容に含めていない場合)は、給与所得者とは事情が異なります。なぜなら、すでに確定申告書は提出してしまっているので、期限後申告という扱いにはならず更正の請求という対応方法となります。この救済措置は、申告期限から5年以内に手続きをする必要があります(更正の請求期間が平成23年12月2日以降に申告期限が到来する国税については申告期限から5年以内に伸長されています)。

更正の請求期間が5年に伸長されました(出典:国税庁資料より)

源泉徴収選択口座で毎年確定申告書を提出する人ほど要注意

・源泉徴収選択口座
・源泉徴収なしの特定口座(以下、簡易申告口座)

NISA口座と特定口座はどう使い分ける?

●損失を活用したければ特定口座、無税を活用したければNISA口座

●自由に売買できるのが特定口座や一般口座、銘柄の入れ替えや組み換えに不向きなNISA口座

同一年間の買換えには不向きなおがNISA口座です

2018年から開始されたつみたてNISA

つみたてNISAのイメージ図(出典:金融庁資料より)

  • NISA・・・5年 ⇔ つみたてNISA・・・20年
  • NISA・・・120万円 ⇔ つみたてNISA・・・40万円
  • NISA・・・できる ⇔ つみたてNISA・・・できない

現行の制度が、NISAは成長資金の供給拡大を目的としてあったものに対し、つみたてNISAは安定的な資産形成を目的とするものでした。しかし、2024年移行のNISA制度は2階分 102万円、1階分 20万円とし、原則として2階建て部分を利用するために1階部分の積み立て投資を利用することが2階建て部分を利用することの条件とされています。

2024年から改組されるNISA制度のイメージ図 (出典:金融庁資料より)

NISA制度、つみたてNISA制度延長のイメージ図 (出典:金融庁資料より)

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※2022/6/1~2022/6/30まで

不動産売却で譲渡損失が出ても確定申告は必要?損益通算と繰越控除の特例を解説!

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不動産売却で損(譲渡損失)が出た場合、その年の確定申告は基本的には不要です。
しかし税金の特例を利用するならば、確定申告が必要となります。
今回は不動産売却で損をしても確定申告が必要なケースと、確定申告をすることで使用できる特例について説明します。

遠鉄の不動産・浜松北ブロック長
影山 裕紀(かげやま ひろき)

不動産売却で譲渡損失が出ても確定申告をしよう

  • マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例
  • 特定のマイホームの譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例

特例の利用により税金の軽減措置が取れるため、税金対策として有効です。 損益通算とは
不動産売却で損をしても、 税金の特例を利用したい人は確定申告を必ずしましょう。

不動産売却で譲渡損失が出た場合の特例

不動産売却時に損をした場合、必要な条件を満たしていれば 「損益通算」 と呼ばれる方法で、同年のその他の収益と相殺できます。

また売却した年の所得よりも譲渡損失額が大きいときは 損益通算とは 「繰越控除」 の利用が可能です。

  • 不動産の買い換え時に損をした場合:マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例
  • 不動産を売って損をした場合:特定のマイホームの譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例

マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例

「マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」は、 マイホームの買い換えのために不動産を売ったケース に適用される特例です。

【売却物件に関する条件】

  • 譲渡年の1月1日時点で所有期間が5年超である
  • 500m²以上の敷地を売却した場合、500㎡までの損失までが対象となる

【買い換える居住用不動産に関する条件】

  • 売却の翌年の12月31日までに借入れにより取得する
  • 取得年の翌年12月31日までに前の居住用不動産を売却する
  • 居住用の床面積は50㎡以上である
  • 購入後の物件の住宅ローンは、融資期間10年以上であり、かつ特例を受ける年の年末に残債がある

「住宅ローン減税制度」との併用は可能です。ただし特例を受ける各年の所得が 3,000万円以上の年については、特例の対象外 です。

特定のマイホームの譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例

「特定のマイホームの譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」は、 買い換えを伴わないマイホームの売却で発生した譲渡損失 に対する特例です。

【売却物件に関する条件】

  • 譲渡年の1月1日時点で所有期間が5年超である
  • 譲渡の前日にそのマイホームに係る償還期間10年以上の住宅ローンの残債がある
  • 住宅ローン残債が売却金額を超えている(※)

譲渡損失額と(※)の、いずれか損失が少ない方が損益通算および繰越控除の対象となります。買い換え時の特例と同様に、特例を受ける各年の所得が 3,000万円以上の年については特例適用の対象外 です。

損益通算とは

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投資損失の損益通算

posted by 2020.03.6

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株式市場が荒れていますので損切りすることがあるかも知れません。
株の売却損がどういう場合に損益通算できるか を見ていきます。

<上場株式の売却損>

・上場株式の売却益(特定口座、一般口座とも)
・上場株式の配当(申告分離課税を選択)
・投資信託の売却益
・投資信託の収益分配金
・国債や社債など債券の利子、譲渡益、償還差益

・上場株式の配当(申告不要、総合課税を選択)
・NISA口座の上場株式や投資信託
・非上場株式の売却益
・非上場株式の配当
・FX、先物取引、仮想通貨
・給与、事業、不動産など総合課税の所得

<非上場株式の売却損>

<雑所得の損失>

金融所得一体課税の考え方により、上場株式等については損益通算の範囲が広く、今後も拡大方向にありますが、それ以外では全く同じ仲間同士でしか損益通算できません。
なお、 損失の3年繰越ができるのも上場株式等の売却損に限られます

松田税理士事務所(豊中)

松田税理士事務所(豊中)

[A]
所得税及び復興特別所得税の確定申告書、第一表、第二表、第三表(分離課税用)を作成して確定申告をすると、上場株式等の売買で生じた損失は以後3年間繰り越すことができ、翌年以後に1年間の取引の結果利益が生じた場合、繰り越した損失額を上限として、相殺(損益通算)することができます。また、確定申告にあたっては、以下の用紙を添付する必要があります。
1.「所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)」
2.
(1)特定口座を1つのみ保有している場合→「特定口座年間取引報告書」
(2)一般口座や複数の特定口座を有している場合→「特定口座年間取引報告書」と「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」
注意点としては、
① 損失を繰り越す場合は、株式売買の取引をしていない年でも確定申告をする必要があります。
② 上場株式の損失と分離課税配当所得等金額を損益通算する場合、確定申告書の「特例適用条文」欄の「措法」を 「○」で囲み「37条の12の2 1項」と記載する必要があります。
③ 上場株式等の損失を繰り越す場合や、過去の損失を本年の利益と相殺する場合は「特例適用条文」欄は何も記載する必要はありません。

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つみたてNISAは公的年金の不足分を若い頃から自助努力で補う有利な制度だがデメリットはないの!?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

iDeCoとつみたてNISAに〝弱点〟ってあるの?

●NISAの損益は〝あわせワザ〟が通用しない
つみたてNISAをはじめ、NISAにもデメリットがあります。他の投資との損益通算や翌年以降の損失の繰越控除ができないことが大きな弱点です。つまり、他の投資の損益とお互いに消し合うことができず、翌年に損を持ち越して利益が出たときに税金を安くすることもできないということです。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

監修者プロフィール
明治大学在学中より、雑誌の編集に携わり、卒業後にフリーランスの雑誌記者として独立。1988 年より女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。1999年にファイナンシャルプランナー資格取得。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行なう。2012 年よりフォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)の活動に参加、消費者教育を担当。近著に『年収200 万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!』(SB クリエイティブ)、『まだ間に合う! 50 歳からのお金の基本』(エムディエヌコーポレーション)、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』(朝日新聞出版)などがある。

書籍情報:『ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ)

もうお金で困らない、お金の不安を一掃! 知識ゼロ、貯金ゼロでもOK! ムリなく確実に、ほったらかしでドンドン貯まる「iDeCo(イデコ)」と「つみたてNISA(ニーサ)」のしくみと始め方をトコトンやさしく解説しました。いま、話題の「iDeCo」「つみたてNISA」は積み立て投資の最強ツールです。月3万円の積み立てでも、35年後には2700万円に!(年利4%で運用)。ほったらかしで3000万円を貯めるノウハウを存分に教えます。さまざまなシミュレーションのほか、成功例や失敗例、うまくいく「iDeCo」と「つみたてNISA」の始め方、失敗しない商品の選び方、選ぶべき厳選10本など、成功するために知っておきたい知識とテクニックが満載です。キーワードは、長期、分散、積み立て投資。投資に手間や時間をかけない、あてにいかない、予想をしない、なるべく早く初めて、長く続けること。ズバリわかる! ラクして大きく増やす、ズボラさん向けの投資術です。これからお金を増やしたい人、貯めたい人、必読です。

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